塩麹
米麹・塩・水でつくる、肉や魚をやわらかくし、素材のうま味を引き出しやすい調味料です。塩の代わりとしても、下味としても活用できます。
FERMENTED COOKING
麹と発酵を、特別なものにせず毎日の料理で楽しむためのレッスンです。
PHILOSOPHY
発酵というと「丁寧な暮らし」や、手間ひまをかけるものというイメージがあるかもしれません。でも、おこめキッチンの青山由美子にとって発酵料理は、むしろ忙しい人や料理に自信がない人の味方です。麹や発酵調味料があれば、たくさんの調味料を計らなくても、料理のおいしい着地点を見つけやすくなります。
大切にしている順番は、「おいしい → 簡単 → 体にうれしい」。健康のために頑張りすぎて、料理や食事の時間まで苦しくならないように。家族が「おいしいね」と笑えることを出発点に、日々の食卓で無理なく続く発酵料理を目指しています。

製麹では、温度を一定に保つことや、決めた時間に手入れをすることが大切な目安になります。ただし、気温・湿度・米の状態によって、麹が毎回まったく同じように育つわけではありません。香り、色、味、手触りを確かめながら、そのときの状態を見て判断します。
青山由美子が麹づくりを始めたのは約15年前。小さな紙箱で初めて麹を育て、麹が自ら発熱して箱が温かくなったことに驚いたのが始まりでした。浸水、水切り、蒸し方、種付け、温度管理まで、失敗も重ねながら学んできたからこそ、教室では手順だけで終わらせません。なぜこの状態になるのか、予定どおりにならないときにどう考えるのかまでお伝えします。
発酵を安全に楽しむためには、基本の理論を知っておくことも大切です。目安を土台にしながら、自分の五感を使って料理と向き合うことが、長く発酵と付き合うための土台になります。

製麹と、できあがった麹を使ってつくる麹調味料は別のものです。塩麹や醤油麹、甘酒などは、特別な発酵料理を作る日のためだけのものではありません。肉や魚、旬の野菜に合わせることで、調味料を何種類も重ねなくても、味がまとまりやすくなります。
米麹・塩・水でつくる、肉や魚をやわらかくし、素材のうま味を引き出しやすい調味料です。塩の代わりとしても、下味としても活用できます。
醤油の香りとうま味に麹の甘みが重なる、かける・和える・炒めると幅広く使える調味料です。少量でも味がまとまりやすくなります。
米麹とごはんなどから生まれる自然な甘みを、飲みものだけでなく、砂糖の一部の代わりや下味、ドレッシングにも生かします。
大豆や麦などを発酵させた、奥行きのあるうま味が特徴の発酵調味料です。いつもの料理に少し加えると、味に深みが生まれます。
酒づくりから生まれる酒粕は、豊かな香りとコクが魅力です。汁物、漬け込み、ソースなどに使い、料理にまろやかさを加えます。
ぬか床で季節の野菜を漬ける手仕事です。野菜の変化を楽しみながら、毎日の副菜として食卓に取り入れられます。
もち米などを発酵・熟成させた調味料で、自然な甘み、照り、味のまとまりを料理に加えます。
レッスンは、来店・自己紹介・座学・調理・試食の流れが基本です。座学は講座によって異なりますが約1時間を目安に、「なぜそうするのか」「何を見て判断するのか」を対話しながら整理します。料理はメイン1品、汁物1品、副菜3品、デザートほどを目安に、講師のデモンストレーション形式を中心に進めます。
火を止めるタイミング、音や香り、食材の状態など、レシピの文字だけでは伝えきれないことを、調理中に言葉にします。レシピは持ち帰れますが、本当に持ち帰ってほしいのは、家にある食材で応用するための「レシピの行間」です。レッスン後に疑問が出たときは、公式LINEからご相談いただけます。
つくば周辺の産直には、その時期においしい野菜が並びます。最初からレシピに食材を合わせるのではなく、「今日これがおいしそう」と感じた食材から料理を考えることも、おこめキッチンらしい楽しみ方です。春の豆板醤、梅仕事や紫蘇ジュース、旬の果物のジャム、柚子胡椒、白菜漬けなど、季節の手仕事も大切にしています。

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